金利はわかると思いますが、金利も固定金利と変動金利があることは
なんとなくわかる程度かも知れませんね。
単純に金利を比較すると変動金利が固定金利より低くなっています。
営業マンもお客様に説明するとき、最初は変動金利で返済を説明する
ことがあります。
その方が月々の返済が低く見えるからです。
でも、変動金利は文字通り金利が変動するわけですから、長期的に
不安は残ります。
この先の金利がどうなるかということは、誰にもわかりません。
以前は、住宅金融公庫というところが住宅ローンのメインでした。
住宅金融公庫は固定金利でした。
当時は5%くらいだったと思います。
それが、4%台になった時は驚きました。
この金利が3%台になるとは思っていなかったものです。
それがあっというまに3%台に下がりました。
住宅金融公庫の融資説明会に参加した時、住宅金融公庫側の悲鳴が
聞こえてくるようでした。
このままでは、住宅金融公庫は無くなってしまう、と思っていましたが、
実際無くなってしまいましたね。
今ではフラット35になってます。
それだけ、金利の動向を読むことは難しいですね。
ですから、家を建てる時、もちろん金利は大事ですがそればかり気に
していては危ないですね。
また、意外と説明されていないのが、この金利はいつ適用されるかです。
金利が確定するのは、実際に融資を受けた時の金利です。
新築だと融資を受けるのに4ヶ月から6ヶ月くらいかかると思いますので
この間に金利も変動します。
以前は、営業マンがこの説明をしていなくて、申込時点の金利で説明して
いたので、実際は金利が上がりクレームになったこともあります。
申込時点では月々の返済が4万9千円くらいでしたので、毎月5万円
口座に入れればいいと説明していたのですが、実際は金利が少し上がり
5万1千円位になり毎月5万円では足りないことになってしまいました。
すぐにお客様に説明をしなければならないのに、当時の営業担当が
逃げ回ってお客様のところに行こうとしなかったことがあります。
止む終えず私が行って説明をしました。
融資を受ける前に説明をしましたので、まだよかったです。
これが、融資を受けたあと、事後報告であったならもっと大きなクレームに
なったことと思います。
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