住生活に関する世論調査(住宅についての意識)

住生活に関する世論調査(住宅についての意識)

投稿日: カテゴリー: 住宅関連ニュース


内閣府より「住生活に関する世論調査(平成27年10月調査)」が公表されました。

住宅についての意識調査の結果です。

1.住宅についての意識

(1) 住宅を所有したいか

「所有したい」とする者の割合が74.9%(「所有したい」61.5%+「どちらかといえば所有したい」13.4%)

「所有する必要はない」とする者の割合が16.5%(「どちらかといえば所有する必要はない」6.1%+「所有する必要はない」10.4%)

「どちらでもよい」と答えた者の割合が7.8%

ア 所有したいと思う理由

「同じところに安心して住み続けたいから」と答えた者の割合が58.1%

「長い目で見ると所有したほうが有利だから(資産価値があるから)」と答えた者の割合が21.5%

「リフォーム(室内の改造や模様替え)などが自由にできるから」と答えた者の割合が4.5%

「子どもに財産として残したいから」と答えた者の割合が10.4%

「特にない」と答えた者の割合が4.1%


イ 所有する必要はないと思う理由

「家族の状況の変化(子どもの独立や転勤など)に合わせて自由に住み替えたいから」と答えた者の割合が19.2%

「維持・管理のわずらわしさがないから」と答えた者の割合が17.8%

「多額のローンをかかえたくないから」と答えた者の割合が20.9%

「固定資産税・相続税などの支払いが重いから」と答えた者の割合が7.7%

「資産価値として期待できないと思うから」と答えた者の割合が5.6%

「特にない」と答えた者の割合が17.1%

「その他」と答えた者の割合が10.8%

 

 

(2) 住宅を購入するとしたら新築か中古か

「新築の一戸建住宅がよい」と答えた者の割合が63.0%

「新築のマンションがよい」と答えた者の割合が10.0%

「中古の一戸建住宅がよい」と答えた者の割合が6.1%

「中古のマンションがよい」と答えた者の割合が3.8%

「いずれでもよい」と答えた者の割合が14.2%


ア 新築がよいと思う理由

「間取りやデザインが自由に選べるから」を挙げた者の割合が66.5%

「すべてが新しくて気持ちいいから」を挙げた者の割合が60.9%

「人が住んでいた後には住みたくないから」(21.4%)

「中古住宅は,耐震性や断熱性など品質に不安があるから」(17.5%)


イ 中古がよいと思う理由

「住みたい場所に住宅を購入するためには,中古住宅の価格の方が手が届きやすいから」を挙げた者の割合が61.0%

「中古住宅を購入しておいて,時期をみて建替えやリフォームをする方が,資金計画などに無理がないから」(29.7%)

「中古住宅の中にも,外観や内装がきれいなものがあるから」(25.6%)

「実際の住宅を確認してから購入できるから」(22.1%)

「すぐに入居できるから」(14.5%)


ウ 中古一戸建てを選んだ理由

「庭付きの住宅に住みたいから」を挙げた者の割合が40.6%

「マンションは毎月管理費がかかるから」(18.9%)

「マンションより広い住宅に住みたいから」(17.9%)

「マンションよりリフォームしやすいから」(17.9%)

「どうしても一戸建てに住みたいから」(13.2%)

「わからない」と答えた者の割合が13.2%


エ 中古マンションを選んだ理由

「維持管理や清掃のしやすさ,住み心地などの面で一戸建てよりも機能的であるから」を挙げた者の割合が51.5%

「一戸建てほど広いスペースは必要ないから」を挙げた者の割合が36.4%

「一戸建てより管理がしっかりされてそうだから」を挙げた者の割合が27.3%

「一戸建てより住みたい場所の住宅が安く手に入ると思うから」を挙げた者の割合が22.7%

「住みたい場所でマンションの流通が多いから」を挙げた者の割合が22.7%

「一戸建てよりリフォームしやすいから」を挙げた者の割合が15.2%

「一戸建てより耐震性など住宅の質が良さそうだから」を挙げた者の割合が15.2%

 

(3) 住宅,立地・周辺環境で最も重視すること

「住宅の広さ・間取り」と答えた者の割合が16.5%

「住宅の外観」と答えた者の割合が0.9%

「住宅の築年数」と答えた者の割合が1.3%

「住宅の性能(耐久性,耐震性,省エネルギー性,遮音性など)」と答えた者の割合が8.2%

「住宅のリフォームのしやすさ」と答えた者の割合が1.5%

「立地の利便性(通勤・通学に便利な立地や,公共交通機関,医療・介護・福祉施設,日常的な買い物施設等へのアクセスの良さ)」と答えた者の割合が46.5%

「立地の安全性(地震・台風などの自然災害に対する安全性,犯罪・交通事故などに対する安全性など)」と答えた者の割合が14.6%

「立地の快適性(騒音・振動,大気汚染などの少なさ,公園・緑地などが近くにあることなど)」と答えた者の割合が8.0%

 

 

 

 

(4) 高品質住宅を形成するための対策

「自主的に取り組みたい」と答えた者の割合が12.4%

「行政からの支援(工事費の一部補助や低利融資,税の優遇など)があれば,前向きに考えたい」と答えた者の割合が40.7%

「関心はあるが費用のことを考えると難しい」と答えた者の割合が26.6%

「関心はあるが借家に住んでいるため,自分が思うようにできない」と答えた者の割合が5.1%

「関心がない」と答えた者の割合が7.1%

「すでに対策を講じている」と答えた者の割合が5.6%

 

住生活に関する世論調査(住宅についての意識)


 



住宅建築コーディネーター資格試験

■ 無料レポート
所有不動産を予想以上に高値で売却する方法!
不動産業者以外に物件を紹介してもらえる相手をお教えします!

YAHOO!知恵袋
住宅を解体して更地にすると固定資産税が三倍
今年中に別の土地に新築の契約をしました。
建設時に利用する商品を提供するメーカー側
教えて下さい。静岡の積水ハウスで建築条件付きで契約をしました。
新築引き渡しについて質問です。
銀行は、他の銀行の情報を知ることが出来るのでしょうか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です